うれしいライブ。あと日程変更。

2012.02.29 Wed

先日の新大久保。
いつものハコバンなんですけどね、嬉しいサプライズがありました。

2000年ごろまでおれが新卒でサラリーマンやってた時の上司と奥さんがいらしてくれたのですよー。
いやー、びっくりしました。

昔からジャズがお好きで、おれのことをかわいがってくれてたのです。
ライブ予定を見ていらしてくださいました。



なんだかんだで直接聴いていただくのは初めて!
いやもう、嬉しいけど緊張したよ〜。

ほんとにありがとうございました。
ぜひまたいらしてください。


   +++++


大学出て、チンピラサラリーマン、渡米、音大、帰国。

ずいぶん長い時間が経ったもんです。
ずいぶん遠くに来ちまったもんです。
当時、今みたいなこんな自分を想像してたかなー。(遠い目)

こちらの上司をはじめ、本当に皆さんに支えられてるなあ、おれの人生。
なんて月並みなことを実感して、ますますがんばろうと決心する冬の終わりです。



   +++++



さて、3月のライブ予定。
ハコバンの新大久保Blueの日程が変更になりました。
3/20 -> 3/19
になりました。お間違えの無いよう。
いつも通り木戸銭無料ですのでお気軽に飲みにいらしてください。

http://www.livebarblue.com/top.html



3/18 東京倶楽部 水道橋店
http://www.tokyo-club.com/schedule/index.cgi?d=18&m=03&y=2012
open 18:00
start 19:00〜 3セット入れ替えなし。
木戸銭:2,000

本命はこっち!
老舗の東京倶楽部でたっぷりワンマンです。
新曲・新アレンジも登場予定です。



あと、4月、5月は立川のジェシージェイムズに登場します。
お近くのみなさんはぜひぜひ!

また詳細はお知らせします。



  1. 2012/02/29(水) 19:51:39|
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あんさん、なにゆうてまんねん。

2012.02.24 Fri

Innocrossingで関西に遠征に行きまーす。
4/29,30の2days。ゴールデンウィークです。
関西方面のみなさん、ぜひおいでくださいませ。


ちゃいまんがな。そうでんがな。



4/29 明石 Cafe&Studio FunFull
http://funfull.jp/floor.html

明石市立石2丁目3-32
078-920-9588

詳細はコチラ!
すごいチラシつくってもらっちゃってます!
こりゃーヘタは打てねえぜ・・・。がんばらねえと。






4/30 梅田 Jazz on Top
http://www.jazzontop.com/index2.htm

大阪市北区曾根崎新地2-3-13 若杉大阪駅前ビル B1F
06-6341-0147

open 18:00
start 19:45〜 21:30〜 2ステージ
チャージ 2.500

大阪の名人上手たちが集うハコだそうです。
うおおおお。緊張するぜ。





実はおれ、大阪神戸ってほとんど行ったことないんですよね。
観光、グルメ紀行もできそうでスゴイ楽しみです。



   +++++


ついでにライブ告知です。
2月さぼっていたので3月はいっぱいありますよー。


2/27 Live Bar Blue 新大久保
http://www.livebarblue.com/top.html
20:00〜
木戸銭:Free!


3/16 SPACE SHOWER TV THE DINER 渋谷

http://www.spaceshowertv-thediner.jp/index2.html

open 17:00
start 19:00〜,21:00〜  2ステージ

料金:男性¥3.000(3H) ※アルコール付きは500UP
女性3.000(3H) ※アルコール付き

「音・食・アートのスペシャルダイナー!心揺さぶるFUNTIME!
オールナイトで楽しめる日本最大級のミュージック"ビュッフェ"レストラン」

初めてのハコです。
すごそうだなー。楽しみじゃ。



3/18 東京倶楽部 水道橋店
http://www.tokyo-club.com/schedule/index.cgi?d=18&m=03&y=2012
open 18:00
start 19:00〜 3セット入れ替えなし。
木戸銭:2,000

Innocrossingで2度目の出演。老舗のとっても雰囲気の良いジャズバーです。
ワンマンでたっぷり3ステージ楽しんでいただけます。
ぜひどうぞ!




3/20 3/19 Live Bar Blue 新大久保
http://www.livebarblue.com/top.html
20:00〜
木戸銭:Free!

(2/29追記:日程が変更になりました!!19日ですのでお間違えないように!!)

  1. 2012/02/24(金) 19:50:43|
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Jazz学習者向け良書ガイド - コンポーザーが教える作曲テクニック99

2012.02.22 Wed

コンポーザーが教える作曲テクニック99 瀬川英史 著
リットーミュージック; A5 edition (2010/11/25)


*中級者〜上級者向け


おそらく日本で一番多忙な作曲家、瀬川英史さんの作品。
膨大な彼の作品群はテレビで耳にしない日はないことでしょう。

そんな氏の作曲のテクニックすべてが満載された良書。

でも失礼を承知であえて言わせていただくなら「作曲本」ではありません。
たとえばギターを初めて手にした高校生なんかが「おっしゃ!曲を作るだべ!」と思って手にしたら大ハズレになってしまうでしょうね。苦笑。
実際、そういう作曲テクを望むユーザーからはかなり酷評されているようです。(Amazonのレビューなどで)
それもまったくそのとおりだと思います。

しかし、作曲のみならず大系的に音楽全般を学ぶ音楽業界を学ぶ、そしてプロの職業音楽家の仕事を学ぶための素晴らしい本だと思います。

このリットーミュージックのシリーズのフォーマットに準拠して、99の項目に分けて精神論から聴くべきCD、かなり高度な和声のこと、DTMの重要性、職業作曲家の生き様なんてものが語られています。

おいおい、こんなことまでバラしていいの?
うあ!こんな細かい事まで??
なんて言う面白テーマも満載。
写譜ペンの使い方はびっくりしたなあ〜!わはは。


もちろんぼくらジャズ学習者&演奏者にとって本当に有益なものも非常に多いです。
ジャズだけを学校で学んでいては絶対に知りえないことについても多く書かれています。

作曲のみならず、アレンジのヒントが満載。アレンジに悩む人にはかなり強力な助け舟になること間違いなし。

もちろんジャズ演奏者としてアドリブ演奏に活かせるポイントもたくさんあるぞ。

ひとつ引用させていただきましょう。

「(歌モノのレコーディング。間奏で、)弾きまくりのギターソロなんて本人以外誰も聴きたくない。歌のメロディーをちょっとフェイクしただけのソロこそが一番説得力を持つソロだ。
そんなソロができるプレイヤーは音楽家としての信用が一瞬で高騰する。
そしてそんなソロをその場でアドリブで生み出せるなんて本当の天才のみだ。」


これはぼく自分が長年の演奏経験とレコーディング経験で学んできたことと全く同じでびっくりしたのです。
否、わかっていたんですけどね。ここまでわかりやすい文章にされて適切に表現されてかなりびっくりしたんですよ。




そして演奏家のみならず、いかなるジャンル、スタイルでも、プロとして生きるための必須の知識や経験談がぎっちりと詰まっています。
コンポーザー/アレンジャー/パフォーマー/ミキサー/プロデューサー、どの職種でもプロなら絶対に役に立つ情報の宝庫であると断言してしまいましょう。
本当の職業音楽家だからこそが語れるテーマばかりです。
そして職業音楽家を目指す人なら読むべき本。


ひとつ問題は、かなり広範なテーマに触れすぎていて、物理的に紙面が限られているため、掘り下げたところまでは書かれていない、書ききれていない項目が少々あるみたいなのです。
(これは著者ご本人も指摘されてます。)

実際ぼくもいくつかの項目でそんな感想を持ちました。
「うあ!すごい!そうだったのか!でももうちょっと説明してよ!!」てな感じ。
しかし、確かにオーケストラの弦の和声について1ページでまとめろなんて土台無理な話。
この本をガイドにして、うんと興味を持った分野に関してはより深いところを自分で掘り下げていくのが良いでしょうね。




    ++++++



前回の良書ガイドもそうなんだけど、実は全然「Jazz向け」ではないんですよね。そこはどうぞそういうものだと思ってご了承くださいませ。

しかし、おれレッスンでもいつも話すけど他のジャンルの音楽を勉強すること。ジャズとかアドリブだけに固執せず、音楽全般を広い視野と興味で柔軟に勉強すること&楽しむことが何より重要だと思うのです。

そんな観点からひとつ前に紹介した本と今回のこの一冊は絶対にお勧めできます。


  1. 2012/02/22(水) 01:33:28|
  2. Jazz学習者向け良書ガイド|
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蕎麦地獄

2012.02.19 Sun

今日は7人、9時間のレッスン地獄でした・・・。
いやー、疲れた。トライアスロンよりしんどいわ。苦笑。
「先生、お疲れです・・・よね?」とか心配されてもうたわ。

いや、でも、楽しいのです。みなさん喜んでくれるし。
発表会近いので皆さん気合いが入ってまして、こっちもがんばっちゃうんだよな。
みなさん。ありがとう。
よろしくね。



さて、今日はトラのトレーニングのお話。


   +++++


スイムトレーニングの後、ソウルブラザーと一緒に一杯やるわけなんですよ。
ブリックトレーニングじゃ。

最近よく行くのはプールの近くのきったねえ居酒屋なんだけど。
スイムトレで疲弊したあとの一杯は格別である。
あえて言うまでもないけどさ。

まぁ、ここまではいつものオハナシ。


そんでな、その店は結構おソバを売りにしてるんですな。

おれのなかで勝手なイメージなんだけど、
「そば屋でザルをつまみに酒を飲むってのは昼間に限る」
と勝手に決めていたんだ。

別にそんなことないんだよねえ。

その日はもちろん夜10時過ぎだったけどさ、
腹も減っていたし、ついつい大ザルたのんじまった。

そしてな、一緒に薦められるに注文してしまったのはそば焼酎そば湯割りなんだ・・・。

ま、説明するに及ばず。そば焼酎をそば湯で割るってなもんよ。
うお!まじか?ソバっ食いの健介さんがこれ今まで飲んだことなかった!



右下のがソバ焼酎ソバ湯割り(通称:ソバソバ)。


いやーっ、これがなかなか・・・。
なんとも言葉になりませんでしたぜ。



すばらしい・・・。
すんばらしいコンビネーションだ・・・。
究極の蕎麦尽くしだぜ・・・。
3種の蕎麦が素晴らしい和音を奏でるのです。

かなり殺傷能力高い。
甘く、危険な罠。

ああ。おれ、日本人でほんとによかった。
しばらくハマりそう。



   ++++++



**業務連絡

関西出身のソバドラマー山本君。
今度この店行こうぜ。そば尽しで飲もうよ。

  1. 2012/02/19(日) 21:34:05|
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Donny Hathaway / Donny Hathaway

2012.02.17 Fri




1. Giving Up
2. A Song For You
3. Little Girl
4. He Ain't Heavy, He's My Brother
5. Magnificent Sanctuary Band
6. She Is My Lady
7. I Believe In Music
8. Take A Love Song
9. Put Your Hand In The Hand
10. Be There
11. This Christmas


うーん。

これを聴いてつくづく思う。
ほんとにダニーの声はすごすぎる。
あんなに力があるのにどうしてこんなにはかなくて壊れそうなんだろう。矛盾した言い方だけど、ほんとにこうとしか表現できないよ。

やっぱりヴォーカリストの真価は「声」なんだなと思う。いったい何が取り憑いて、いったいどうして神様は彼にこんな声を与えたんだろう?
カエターノだってミニーだってアッコだってすばらしすぎる。でもダニーはもうちょっとすごいかもしれん。と思った。

どんな楽器の達人でもやっぱり人の声にはかなわない。ダニーの声にはかなわない。天才Milesだってかなわないと思う。やっぱり一番すばらしい音楽は人の声に他ならない、と。


このアルバムはスタジオ録音でバラードが中心。
大量破壊兵器ともいえる名盤、「Live」とは対極にある作品です。彼の声の深いところまでじっくり聴けるような気がして、もうたまりません。おらぁ、涙なくして聴けないよ。

ぼくはこの世でDonnyの「Live」しか信じられるもの無いよ。というぐらいほれ込んでるけど、このアルバムはまたすごい。違うDonnyを聴けて本当に感激だ。
「Live」とは対照的にバラード中心。またこの曲がみんな良いんだなー!
(追記:実はカバーがかなり多いのです。#6はなんとGeoge Clinton大僧正の作曲!!彼がこんな甘いバラードを書くなんて!)

より彼のBluesな部分強い感じだ。負の部分というか、暗くて、ネガティブで。でもどこか陽気なブルースの世界。

そしてホーンやストリングスもゴージャスに彼の声を支える。彼の声が最高潮を迎えるとそのバックでドカーンとオーケストラが吼える!たまらん!

もう今週5回以上聴いてるよ。




*このレビューは2008年5月にmixiに投稿したものです。
*他のレビューはこちら(現在36枚)

  1. 2012/02/17(金) 23:12:44|
  2. ディスクレビュー|
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スローバラード

2012.02.16 Thu

おれ、偉そうにサックスおせえてるけどさ。
初心者の人がほとんどで、かならず
「どんな曲がお好きですか?なにを最初に吹いてみたい?」
って聞くんですよ。

その時の答えトップ3をお教えしましょう。



1、You'd be so Nice to Come Home to / Art Pepper(のバージョン)

2、上を向いて歩こう / 中村八大

3、スローバラード / 忌野清志郎



ほんとなんですよ。
すごく多いんだ。

You'd be。まあ、当然ですよな。
カッコいいジャズのエッセンスの活け造りだもんな。

上を向いて。おう。日本から生まれた世界トップレベルのスーパー名曲だよ。文句ない。
一人で吹いててこんな気持ち良い曲はない。

さて、問題はスローバラードだぜ。


   +++++


おれはねー、間違いなく世界で一番カッコいい曲の一つだと断言したい。切なくて、優しくて。そして甘い。
彼の曲はみんな例外なくそうだが、その粋とも言える大名曲だ。
おれにとってはCaetanoの"Coracao Vagabundo"と同列。
ほんとに泣いちゃう曲No1だぜ。



しかし、正直ここまでメジャーな曲ではないかな〜なんて思ってたのですよ。

けっこう若い人なんかが、「完全に世代違うだろ?」みたいな人がね、初めて吹きたい曲にこれをチョイスするってことに感激を禁じ得ないのですよ。

おれたちの偉大なる太陽。清志朗よ。
こんな素晴らしい曲をありがとう。


   +++++


さて、もちろんMr.のすばらしい演奏はYoutubeで見れるんだが、ここはあえて変化球で行きたい。

奥田民生がカバーしてるんだけど、これが本当にすばらしい。

http://www.youtube.com/watch?v=6RPBkx3sIwg


彼ほど実力のあるビッグネームだけど、このカバーはもう清志郎へのリスペクトをむき出しにしてるんだ。
清志郎が好きすぎて、彼は清志郎になろうとしている。(ように見える。)

逆にこのスローバラードという大名作は、清志郎スタイル以外では歌えないのかもしれないなあ。



   ++++++



そしてライブ告知です。

次回2/26のハコバンの予定でしたが27日に変更になりました。
ご注意ください。

いつもの新大久保のハコバンです。
木戸銭無料ですのでお気軽に飲みに来てください。

  1. 2012/02/16(木) 01:58:09|
  2. 音楽雑記|
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  4. コメント:0

チャットモンチーに学ぶ

2012.02.11 Sat

チャットモンチーのドラマーが脱退したんだってな。
そんでベースプレイヤーが今ドラムを叩いてるそうな。
おれにベース弾かせてくれないかなあ。なんなら女装も得意だけど。


うーむ。そうか。やっぱりベースプレイヤーってのはドラム叩けなくちゃいけねえんだなあ・・・。
確かにドラマーの気持ちがわからなくて良いリズム/グルーヴを出せるわけがねえんだよな。

確かに名ベースプレイヤーはドラムがうまい。ジャコ・パストリアスとか川浪祐嗣とか。おれも練習してみようかなー。

おれはまったくドラムが叩けないんすよ。ひとつもできない。
できないとか言ってないで練習してみようかな。
ベースプレイヤーとしてもうひとつ成長できるかもしれん。

いや、サックスプレイヤーとしてももちろんそうだと思いますよ。
故、マイケル・ブレッカー先生もおれたちにドラムの練習を勧めていた。




共演者の役割・仕事・タスクを理解し、気持ちを理解する。
というのは一番大切だなあ。とか思っちまうわけですよ。仕事とか人間関係とか恋愛とかもそうじゃなあと悟ってみたり。



偽善者っぽいこと書いてしまったが。自分への備忘録だ。
これ実はトゥイラーにつぶやいたものの再掲です。



   ++++++



そしてライブ予定。
2月はちょっとサボってます。すいません。

2/26 Blue 新大久保
いつものハコバンです。
http://www.livebarblue.com/



3月からまたライブいっぱいやりますよ。
3/18はまた東京倶楽部でワンマン。
そして4月終わりにInnocrossingで関西ツアーの予定です。
ご期待ください。


  1. 2012/02/11(土) 23:57:59|
  2. 音楽雑記|
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けんちゅんの失禁ライブレポート 〜 Saxophobia + 酒井俊

2012.02.09 Thu

1/26/2012 @楽屋、中目黒

久しぶりにお師匠様のライブを見に行った。
国内最高峰サックスプレイヤーが集結する戦慄のアンサンブル、サキソフォビアだ。

 http://saxophobia.papi4.com/


これにヴォーカリストの酒井俊さんがゲスト参加。
そりゃもう悪いわけがない。2ndしかいられなかったが、素晴らしいライブだった。



   ++++++


さて、ちょっと話はさかのぼるんだけど、去年3月27日、お師匠様が主催でストリートチャリティーライブが開催されました。@新百合ヶ丘。
国内トッププロが集結するものすごいライブでした。


 http://mockhillrecords.com/charity.html


実際ぼくも足を運びましたが、ほんとにありえないメンツによる大変な演奏でした。
とんでもない数のオーディエンスが集まり、すごい額の義捐金が集まりました。
岡師匠の人徳、行動力に改めて脱帽であります。

この時、すべての演奏が素晴らしかったのは言うまでもないのですが、特にすごかったのが酒井俊+サキソフォビア(-1)だったのです。(この日はアルトの緑川英徳さんが参加できず。)

酒井さんがすごいシンガーだというのは前から承知しておりましたが、この日の一曲は「満月の夕」。

実はこれ、95年の阪神大震災の時、ソウル・フラワー・ユニオンとヒートウェイブが共作した大災害を歌った曲。

 (ソウル・フラワー・ユニオンによるオリジナル演奏。)
 http://www.youtube.com/watch?v=lgj3bPBaE4s

 (ヒートウェイブ版。)
 http://www.youtube.com/watch?v=UShGrQZHeEs

 (ガガガSPによるパンクバージョン。これも好きだ。)
 http://www.youtube.com/watch?v=gjNQCg58_rE


酒井さんはこの曲をシングルでカバーし、以前からレパートリーとしていたんですね。

 (酒井さんのカバーによるレコーディングバージョン)
 http://www.youtube.com/watch?v=cTgQY-QzQY8


この野外チャリティーライブは東北大震災の数週間後。
大災害(阪神)のあとの焼け野原とその上に輝く満月を歌ったこの曲はまさにこれ以上ないタイミングだったかと思うのです。
(恥かしながらぼくはこの曲を存じ上げておりませなんだ。酒井さんがこの東北大震災の後に書き下ろしたのか?なんて思ってしまいました。)

さあ、この名曲が狂気のサックスアンサンブルに伴奏され、このチャリティーライブで奇跡のような名演が生まれました。

絞り出すように歌われる被災地の情景がほんとに聴く者の胸を打つのです。
そしてサックス隊はビート出すではなく、ロングトーンをメインに、空間を生かし浮遊した伴奏で、これでもか!というぐらいこの曲の世界を盛り上げるのです。
そうだなー。あれはサックスじゃねえ。「叫び」だったなあ。陳腐な形容でスマン。

(聞けば、まったくのアレンジ無しだったとか!すごい・・・。信じられない。
 否、到底計算されて作り出された空気感・世界観ではなかった。)

バカみたいに口をあけて聴いてるおれは・・・比喩とか形容ではなく、ホントに涙してしまったのですよ・・・。

歌詞の一つ一つが突き刺さる。
いろんな言葉にならない感情で文字通り胸がいっぱいになってしまった。おれ自身が叫びだしたかったよ。

さて、この奇跡の演奏がYoutubeにありましたのでぜひご覧ください。


 (実際の新百合ヶ丘のライブの模様。w/サキソフォビア-1)
 http://www.youtube.com/watch?v=_YgTTHpZkTg


この映像でも相当すごいんですがね、その場の空気とその生音のすさまじさと来たら・・・。
ほんとに表現のしようがないよ。



    +++++



さて、話は中目黒に戻ります。

ぼくはこのメンバーでのライブがあると聞いた瞬間、もちろんよぎったのは「新百合ヶ丘の奇跡」
もしかして、もしかしてもう一回聴けるかなー・・・と思って足を運んだのですが、聴けたんです!聴けました!

ああ、本当に良かった。すばらしかった。
生きてて良かった。

  1. 2012/02/09(木) 23:40:38|
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Jazz学習者向け良書ガイド〜「音楽の正体」渡辺 健一

2012.02.06 Mon

「音楽の正体」渡辺 健一 著

ヤマハミュージックメディア (1998/12/10)



*初心者〜中級者向け


同タイトルのフジテレビの深夜番組の解説本。
とくにJazzに特化したものではありませんが、幅広く音楽全体の基礎知識を得ることが出来ます。
「音楽には興味がある/好きだけど、理屈はひとつもわからない。小中学校で音楽の授業を受けたことしかない。」
という人に向けて書かれている本。

読み終わった日から音楽を聴きかたが変わること間違いなし。



基礎的なコード進行や、基本にして実に実践的なテクニックについての説明を超有名ポップチューンを題材にものすごくわかりやすく説明してある。
譜例がいっぱいあることも評価高いです。
ピアノを弾きながら読めば理解度70%アップ。
いやいや、読む時にピアノが欲しくなりますよ。

意外とがっちりジャズの勉強をしてきたり、音大でクラシックや作曲を学んだことのある人が知らなかった!なんて言うことについても触れてあると思うよ。

もちろん、音大などで正式に学問として習う数々のテクニックや技法、音楽理論などをわかりやすいたとえ話と誰でも知ってる名曲を例にして解説しています。

とくに昭和の名曲などを題材に説明されると「なるほど!」と言いたくなること間違いなし。
(そうか!読む人の世代を選ぶかもね!これがこの本の唯一の弱点かも。)


正直Jazzのテキストでは全くありません
そしてHow to本でもないし、解説書でも学術書でもない。
でも読み物としてすっごく面白い。

ぼくらJazz学習者にとって見落としやすい、広い意味での本当の「音楽」の基本について学ぶところ、アドリブなどに応用できるところがとっても多いはずだよ。

「なぜ人は音楽で心を動かされるのか?」
「名曲がなぜ名曲と呼ばれるかにはかなり明確な理由がきちんと説明できる。」
「曲が盛り上がる/盛り下がるには理由がある。」
「抽象音楽とは。」
「平均律とは。」

などなど・・・・。



大名作だと思うんだけど残念ながら現在は絶版!
古本屋さんで見つけたらすぐ買おう。
心から復刊、再販を願う良書のひとつです。


著者の渡辺健一さんは実際にその深夜番組を作成された構成作家さん。
しかし大学で作曲、音楽美学などを専攻された異色の経歴を持つ方です。なるほど!彼ならではの著書だと思いますね。




   ++++++




(以下小声で読んで)
実はこの本のオリジナルである当時の深夜番組「音楽の正体」は一部Youtubeで見れるみたいです。
検索してぜひ見てみよう!

  1. 2012/02/06(月) 23:51:10|
  2. Jazz学習者向け良書ガイド|
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Interstellar Space / John Coltrane

2012.02.03 Fri



1. Mars
2. Venus
3. Jupiter
4. Saturn
5. Leo
6. Jupiter Variation

tenor: John Coltrane
drums: Rashied Ali


ファンの人、ごめん。
おれ、コルトレーンてダメなんす。
どうしても好きになれなくて。

でもこれは結構聴ける。
彼のCDの中で一番好き。



*このレビューは2008年4月にmixiに投稿したものです。
*他のレビューはこちら(現在35枚)

  1. 2012/02/03(金) 01:38:22|
  2. ディスクレビュー|
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